本日来院された妊娠中の患者さん、

1週間ほどまえに、ぎっくり腰をやってしまった、とのこと。

 

いろいろと探しているうちに、トコちゃんベルトがいいらしい、ということでフェリースに来てくださいました。

 

トコちゃんベルトの説明の前に、まずは腰を丸めることが腰には良くないですよ、と説明しました。ひとの背骨は、腰の部分は前に軽く反った形が一番安定していて、丸まった状態で上半身の重みがかかると背骨は不安定なので、筋肉に大きな負担がかかってしまいます。

 

そんな状態を何度も何度も繰り返していると、筋肉は固くなりコリができて血流が悪くなります。カチコチになって柔軟性を失った筋肉は、引き伸ばされると組織がブチッと切れやすくなりますし、コリがトリガーポイントとなって痛みを出したりもします。

 

 

というわけで、立ったり座ったりしているときは、腰は丸めない、のが大原則です。

 

 

続いて、トコちゃんベルトについてのお話し。

なぜトコちゃんベルトなのか?

骨盤ケアってなに?

 

妊娠中はなぜ骨盤がゆるむのか?

骨盤がゆるむと、なぜよくないのか?

などなど、資料をみながらお話しさせていただきました。

 

 

妊娠中は、「リラキシン」という靭帯(じんたい)をゆるめるホルモンが出ています。このホルモンの影響で靭帯がゆるみ、骨盤をガッチリと支えてくれる靭帯がゆるんでしまいますので、骨盤はぐらぐらと不安定になります。

じん帯がゆるむ

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骨盤がゆるむ、ゆがみやすくなる

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骨盤内の内臓が下がる

骨盤の底、骨盤底筋群(筋肉)が引き伸ばされる

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尿もれや痔などが起きやすくなる

など、腰痛や背中が痛くなるだけではなく、こういった内臓が下がることによってさまざまなトラブルも起きやすくなります。

 

今日のこの患者さんも、この話を聞いて

「え!そうなんですね!!もっと早く来ればよかった…」

とおっしゃっていました。これまでフェリースにいらした妊婦さんも、お話をうかがっているとかなりの割合で、尿もれや痔などで悩んでいらっしゃるようです。

 

できれば、妊娠の早い段階から骨盤ケアをしたいところですが、すでに中期、後期にはいっているかたでも、気づいたときに一日でも早く始めてください!

 

妊娠中のかたは、まずは出産に向けて。

出産直後はまだホルモンの影響が残っていますので、しっかりと骨盤ケアをしてくださいね!