本日(2015年3月25日)の朝日新聞朝刊にこんな記事がありました。

「ゼロでないのになぜゼロ表示」

食品のカロリーなどが全くないわけではないのに、なぜ「ゼロ」と表示されるのか

という読者からの質問に編集部が答えています。

答えとしては、

「栄養表示基準」で定められたところによると、カロリーの場合、

食品100g(飲料は100ml)あたり5キロカロリー未満であれば「ゼロ」と表示できる、と定められているから。
また、同様に脂質は0.5g未満、コレステロールは5mg未満、炭水化物、糖質、糖類は0.5g未満というのが、ゼロ表示の条件となる。

ということだそうです。

「基準値未満であれば微量で、栄養学的に意味がないといっていいほどなので差し支えない」というのが消費者庁の見解だとのこと。

また、栄養指導で食事が5kcal多いか少ないかを問題視することはまずないという日本栄養士会の専務理事のコメントもありました。

・・・とここまでが新聞記事の内容です。

 

ダイエットとカロリーゼロ飲料

ダイエットをしたい(=減量したい)人にとっては、摂取カロリーを抑えるという意味では「カロリーゼロ」はとても魅力的に映るかもしれません。ですが、ここで注意して欲しいことがあります。

試しに、カロリーゼロ表示される飲料をGoogleで検索してみました。

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こんなにたくさん!!

特定のメーカーの特定の商品を取り上げて良い悪いを言いたいわけではないので、一般論を。

本来カロリーがゼロの飲み物は「水」だけです。

それなのに、カロリーゼロ(微量のカロリー)というものには、人工甘味料が使われることが非常に多いです。

砂糖(グラニュー糖)は、100gあたり387kcal、小さじ1杯が4gなので、カロリーは小さじ1杯で15.48kcal、炭水化物は4gです。(食品成分表2013より算出)

たとえば500mlの水に小さじ1杯のグラニュー糖をとかしただけのものではすでに基準値を超えてしまう(カロリーは約3cal、炭水化物0.8g)のでアウトですが、おそらく甘味は感じにくいと思います。

 

人工甘味料とは

甘味を出し、かつカロリーを抑えることができるのは、砂糖の何倍もの甘味を感じさせることのできる人工甘味料です。

たしかに摂取カロリーは減らせるかも知れませんが、人工甘味料で感じる甘味は強烈で、それに舌が慣れてしまうと一般の砂糖では甘さを感じにくくなってしまいます。

そのため、日頃から「もっと甘さが欲しく」なり、食事から摂る砂糖の量が増えてしまいますので、結果的に以前よりもカロリーを多く摂取してしまうという結果になります。

また、人工甘味料は砂糖以上に依存性を持つことも分かっていて、一度摂ってしまうともっと欲しくなるという悪循環に陥ってしまいます。その危険を冒してまで、カロリーゼロやカロリーオフの飲料(食べもの)を摂ることはないと私は思います。

そういうことを知った上で、自分のカラダに入れるものを取捨選択していきたいものです。

 

では代わりに何を?

私のおススメは、砂糖や人工甘味料ではなく、「はちみつ」です。

炭水化物が多く、もちろん摂りすぎればカロリーオーバーになることには変わりありませんが、砂糖と比べるとカロリーはやや低く、炭水化物以外に微量ですがビタミン、ミネラルが含まれているので、精製された真っ白な砂糖よりはこちらをおすすめします。

はちみつについては、また別記事でご紹介できたらと思います。